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執筆者の写真佐倉ロータリークラブ

第2248回 9月移動例会(米山視察旅行)

昨年に引き続き「日本のロータリーの創始者である米山梅吉氏を学ぶ!!」視察旅行として、今年は米山氏がハンセン病(癩)、癌、結核等への意を尽くし、農村振興事業にも力を尽くした青森市に行って来ました。(森本会長もかつて研修医として過ごされた地です) この度お伺いした「国立松丘保養所」では、内科医でもある川西園長さんや、森本会長の先輩の歯科口腔外科医の佐藤先生をはじめ、職員の皆さんが温かくも丁寧に迎えて下さいました。 現在、入所者の最高齢は103歳男性、そして安倍首相や青森県知事から表彰された100歳の女性である千葉さんの病室に私達は訪問させて頂きましたが、お肌も綺麗でとても受け答えもはっきりされている千葉さんと共に和やかな一時を過ごす事が出来ました。 また、様々な方々より多くのお話しをお伺いする事で、ハンセン病に対して感染する等の間違った認識や差別されてきた歴史、現在は薬により症状も緩和され、患者数も減少されてきた事等、正しい知識を学ぶ事が出来ました。 ちなみに、施設の敷地は東京ドーム5個分を有しており、その3分の1を米山氏が私財を投じて寄付をされ、当時は日本中で食料が不足している中、敷地内に農園、病室にはベッドを設置しました。そして、現在はほとんどが国有化されましたが、一部を入所者名義に残したお話しも伺いました。 さらに、青森ロータリークラブが毎年植樹している桜の前で、森本会長から川西園長に目録を贈呈させて頂きました。私達のこの様子は地元の新聞社2社からも取材を受けました。 その後は、青森ロータリークラブの木村会員と竹内会員とも合流し、米山氏が農村振興事業として、現在の基盤産業であるホタテの養殖、羊毛産業にも貢献した西平内村の記念碑を訪れ、米山氏の信念と勇気ある行動は今も語り継がれている。今でも地域の皆さんが感謝の気持ちを募って美しい花壇を添えられている様子を窺い知りました。 私達、佐倉のロータリアンも、この米山氏の多大なる人類への貢献を讃えると共に、これからも米山氏の活動の軌跡を深く追究し、研鑽を積み重ね、微力ではありますが地域に貢献して参りたいと思います。

【編集後記】 今回の米山旅行は、ねぶたの家、ワ・ラッセ、世界遺産候補の三丸丸山遺跡を巡る等とても有意義な旅、研修となりました。 また、ご手配を頂きました森本会長にも心から感謝を申し上げます。




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