企業の健全性を維持し、円滑に経営目的を達成する為には、安全管理は非常に重要であり、安全管理を怠るか甘く見ると、些細な事態から経営困難に陥る恐れもあります。
そこで本日は、直前会長である「東邦大学医療センター佐倉病院 外科教授 加藤 良二」氏に卓話をお願いしました。
医療安全管理室の室長も務める加藤氏は、普段から多くのインシデントレポートを現場から吸い上げ、ITを用いて、分析・分類・整理・共有することで、スムーズな安全管理に努めています。
「自分は神ではない。」「事故はいつでも起こり得るという危機意識を常に持ち、業務にあたる事が必要である。」という加藤氏は、普段の心構えとして、「患者さんや家族あるいは同僚、すなわち自分以外の全ての人に対する思いやりと愛情を持って、相手との距離を笑顔で縮める努力を怠らないようにする。」
それこそが「さまざまな情報を集め、医療の質の向上に努めることが出来る。」ひいては「患者や職員を守ることにつながる」と語ってくれました。
人的過誤を防止するためには、風通しの良い職場環境、普段の心構えやトレーニング、愛と医療に対する情熱が大事なのかもしれませんネ!!
追伸:米山奨学生の王さん、本日もありがとうございます。また、黒澤会員、お誕生日おめでとうございます。
◆東邦大学医療センター 佐倉病院 スタッフ紹介
http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/surgery/staff/
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